たろちんの感情の奴隷ブログ

やむを得ず社畜と化したたろちんが、お金にならない文章を思いついたときにだけ更新されるプレミアブログです。

僕と将棋と時々オトン

もう酔っておるのですが、ツイッターに書ききれないのでブロマガに書くことにしました。

最近の私、ニコ生でやっていた電王戦以来すっかり将棋にハマっております。
昔から遠巻きに興味を持って眺めてはいたのですが、駒の動かし方を知っている程度ではあまりにも敷居が高く「まあ所詮自分とは縁の無い世界なんだろうな」などと思っていた次第です。

ほいで、ふと「将棋界の雰囲気だけ楽しむべく将棋の小説でも読んでみるかな」と思いました。僕は一応ライターという肩書きを名乗っているくせに普段はひとつも本を読まぬので、興味興味アンド興味でちょうどよかろうもんと思ったわけです。実際ちょうどよくて、「本読むよりニコニコとか2ちゃんまとめ見てたほうがマシ」という私ofゴミがパソコンをうっちゃって夢中で本を読むようになりました。大人は僕を褒めるように。将棋小説についてはたくさん書きたいことがあるので、また今度まとめたいと思います。

で、自分でも将棋やるようになったわけです。主に日曜日のNHK将棋をみたり詰め将棋アプリをやったりして、「お、俺強くなったんじゃね?」というところでニコ生で視聴者の方と対局してキンタマがすり潰されるのと同じ程度にこてんぱんにされたりしました。そんでもそうやってたらキンタマに毛が生えた程度にはマシになってきました。

もともと僕のお父さんが将棋が好きだったようで、僕がちいちゃいころ日曜日の将棋をみていました。僕は「ゴミみたいな番組をみているな。トトロのビデオをみればいいのに」と思っていました。ほいでも僕がスーパーファミコンを6歳の時に買ってもらったらお父さんは自分でスーパー将棋という将棋のゲームを買って「ゴミみたいに弱い」みたいなことを言ってやっていました。僕が自分でやってもちっとも勝てないのにお父さんは勝てるのですごいなあと思っていました。

同じ頃、お父さんがおじいちゃん(母方)と日曜日に将棋盤で将棋をやっていたのを覚えています。僕はおじいちゃんに「そんなことより私にウルトラマンのお人形を買いに行け、一刻も早く」と訴えていましたが、2人とも「なるほど」とか言って楽しそうに将棋をやっていました。

僕は今、将棋をちょびっと覚えて、イボーン(ケイ)さんとかと将棋をやって「なるほど」とか言ってなんにもギャグとか言わなくても楽しい。別にこれがマリカーとかスパ4とかだって楽しいと思うんだけど、お父さんとの共通文脈である将棋で楽しがれてるのはちょっとええなと思います。

ちっちゃいころ「ニャロメの将棋入門」という教則漫画を買ってもらって、当時はひとつもわかんなかったけどこないだ20年ぶりくらいに読んだらよくよく意味がわかりました。テレビゲームの将棋とやってもちょっと勝てるようになりました。おじいちゃんは僕が将棋に目覚めるずっと前に大往生でくたばっちまったけど、今はお父さんが元気なうちに一局将棋を指してみたいなと思います。