たろちんの感情の奴隷ブログ

やむを得ず社畜と化したたろちんが、お金にならない文章を思いついたときにだけ更新されるプレミアブログです。

新企画【~亀戸ギャンブル部有馬記念爆勝ちへの道~】のお知らせ(随時更新予定)

お世話になっております。負け組です。

毎度JRAの忠実な犬として馬をやっている亀戸ギャンブル部(関連記事)より、ちょっとした連続企画のご案内です。塩ちゃんが考えました。

 

これまで通り各々馬券は買うのですが、それとは別にみんなの意見を集約して「ギャンブル部馬券」的なものを購入して勝負しようという企画です。

より部活感が出ていいよねどうせ何やっても負けるんだしというものです。

 

以下、塩ちゃんの提案をまとめました。

 

【~亀戸ギャンブル部有馬記念爆勝ちへの道~】

 

<概要>
ギャンブル部の活動の一環として配信の度にその日のメインレースの「3連複軸1頭流し馬券」を買う

 

<買う人>
塩→たろちん→タカの順にローテ

 

<買い方>
①「買う人」が軸を1頭決めて、残り2人が被らないように3頭選ぶ。
②「買う人」が①で選ばれた馬と被らないように2頭選んで馬券(計28通り)を買う(この2頭はレース後まで秘密にしておく)
※①②を遅くとも配信直前までにやっておく。

 

<的中したら>
払戻金を暮れの有馬記念に全ツッパするべくプールする。

 

有馬記念
ルーツ先生に1頭選んでいただき、
その馬の単勝にそれまでの払戻金を全ツする。(それまでの額によっては複勝とかにする…)
当たったらみんなでお祝いorさらにプールしてダービーへ向かう 。

 

 

以上です。

「3連複軸1頭流し」というのが馬わからん勢にはわからんかもしれませんが、要するに「買う人」が選んだ1頭(本命)が3着以内に入るのは絶対条件+その他の2頭も他のみんなで選んだ8頭の中から来れば的中という買い方です。これで28点買いになります。

有馬記念までに誰も当たらんかったらどうすんだとかいうもっともな議論もありますが、そのへんはまた追々考えます。

 

初回は10月1日スプリンターズステークス

買う人担当塩ちゃんの軸は「ママコチャ」です。

 

なお、明日は夜に凱旋門賞23時ごろから凱旋門賞もあります。

試験的にスプリンターズSニコ生凱旋門賞YouTubeでやってみようと思っております。

基本ニコ生でレース部分だけ切り抜いてYouTubeに残すとかしたらわかりやすいかなとか思いましたがそんな技術はなかった。もしやりたいという酔狂な方いたらご連絡ください。

 

各レースの結果などもこのページに随時追記していけたらいいなあと思っています。そんなマメにできるかわかりませんが。

という感じで今後とも亀戸ギャンブル部をよろしくお願いいたします。

 

結果どこに書いていこう。いったん下に。

 

2023年10月1日■中山11R スプリンターズS
ギャンブル部馬券(〇2頭はシークレット) 担当:塩
三連複 6-1,4,9,10,13,14,〇→3,〇→5
結果 三連複1-6-10 2,310円 ◎当たり!(ガミ))

 

28通り(2800円)なので当たったけどマイナス、いわゆる「ガミる」という結果になりました。

 

2023年10月1日■凱旋門賞

ギャンブル部馬券 担当:たろちん

三連複 6ウエストオーバー-,4,8,10,12,13,15,〇→7,〇→9

結果 三連複13-6-3 16,500円 外れ

 

オネストが穴でした。エースインパクトは強かった。

 

2023年10月15日■京都11R 秋華賞

ギャンブル部馬券 担当:タカ

三連複 6‐1,4,5,7,15,16+2,13

結果 三連複    2-6-7 1,210円(1番人気) ◎当たり!(ガミ)

 

また的中!またガミ!ちょうどいい感じに荒れろ!

 

2023年10月22日■京都11R 菊花賞

ギャンブル部馬券 担当:塩

三連複 12-7,9,13(タカ),6,8,14(たろちん),〇→1,〇→17

結果 三連複 7-14-17 1570円 外れ

 

17ドゥレッツァが異次元の競馬。当たってもガミってた。

 

2023年10月29日■東京11R 天皇賞(秋)

ギャンブル部馬券 担当:たろちん

三連複 7イクイノックス-4,5(タカ),9,10(塩),〇→6,〇→11(シークレット)

 

1着 7イクイノックス

2着 6ジャスティンパレス

3着 9プログノーシス


結果 三連複 6-7-9 2,180円 ◎当たり!

 

頭数が少なかったので軸1頭相手6頭(15通り×200円)で勝負。イクイノックスがレコード大幅更新で勝利!初のプラス配当的中!直前で武豊から戸崎に乗り替わったドウデュースは残念な結果でしたね。

 

2023年11月12日■京都11R エリザベス女王杯
ギャンブル部馬券 担当:タカ
三連複 14マリアエレーナ-1,2,9(たろちん),6,11,13(塩),〇,〇(タカのシークレット)

 

1着 1ブレイディヴェーグ

2着 2ルージュエヴァイユ

3着 3ハーパー

 

結果 三連複 1-2-3 2910円 外れ

 

タカが仕事で不在だったのでシークレットなんだったのか不明ですが、どちらにせよ軸のマリアエレーナは最下位。荒れるイメージのあるエリ女にしては固い結果に。やっぱG1って自動的にルメールを買っとけばいいのかなあ……。

 

2023年11月19日■京都11R マイルチャンピオンシップ(配信はお休み)

ギャン馬券(買う人・塩ちゃん)
三連複 12レッドモンレーヴ-1.9.11(たろちん).4.6.7(タカ).○→5.○→8(シークレット)

 

1着 16ナミュール

2着 1ソウルラッシュ

3着 5ジャスティンカフェ

 

結果 三連複 16-1-5 30930円 外れ

 

落馬のムーアから急遽乗り替わった藤岡康太ナミュールが金星。安心して切ってしまってすみませんでした…。今日固いと思ってたんだけど全然荒れたなあ。

 

2023年11月26日■東京12R ジャパンカップ

ギャンブル部馬券(担当:たろちん)

軸2イクイノックス-10,14,17(タカ),3,5,8(塩),〇→1,〇→9(たろちんのシークレット)◎当たり(ガミ)

 

1着 2イクイノックス

2着 1リバティアイランド

3着 17スターズオンアース

 

結果 三連複 1-2-17 600円 ◎当たり!(大ガミ)

 

イクイノックスさん貫禄の大勝利。世界最強馬の強い姿が見れてよかったです。馬券では勝てなかったとしても。

 

2023年12月3日■中京11R チャンピオンズカップ(配信なし)
ギャンブル部馬券(担当:タカ)
軸4テーオーケインズ-2,5,6(塩),9,11,12(たろちん),10,15(タカのシークレット)

 

1着 15レモンポップ

2着 7ウィルソンテソーロ

3着 5ドゥラエレーデ

 

結果 三連複 5-7-15 469320円 外れ

 

大混戦を制したのは好スタートで鼻を切った1番人気レモンポップ。すごい末脚で2着に突っ込んできた12番人気ウィルソンテソーロを買っていればとんでもない馬券が取れていた。なおそれができんもよう。

 

2023年12月10日■阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ

ギャンブル部馬券(担当:塩)
軸3キャットファイト-4,7,13(タカ),6,10,14(たろちん),〇,〇(塩のシークレット)

 

1着 7アスコリピチェーノ

2着 6ステレンボッシュ

3着 10コラソンビート

 

結果 三連複 6-7-10 3,680円 外れ

 

上位人気で決着も軸のキャットファイトは10着に。オッズも割れて難しいレースだった。配信的にはおすすめ馬の情報を伝える「塩ちゃん一言メモ」が始まったり、香港マイルでゴールデンシックス銀行が開業したり、今年の回収率はやっぱり全員マイナスだった(特に僕がひどい)ことが判明したりしました。

 

2023年12月17日■阪神11R 朝日杯フューチュリティーステークス(配信なし)

ギャンブル部馬券(担当:たろちん)
軸3ジャンタルマンタル-1,5,8(塩),6,15,17(タカ),○→7,○→13(たろちんのシークレット)

 

1着 3ジャンタルマンタル

2着 1エコロヴァルツ

3着 5タガノエルピーダ

 

結果 三連複 1-3-5 3540円 ◎当たり!

 

1番人気ジャンタルマンタルから紐が荒れそうであんまり荒れなかった混戦レース。塩ちゃんのチョイスが効いてギャンブル部馬券としては久々のプラス馬券です。なお、個人馬券は大穴14ジューンテイクの複勝ワイドを狙ってたので惜しくも4着でぴえんでした。

来週はいよいよ有馬記念。これまでのギャンブル部馬券の払い戻し金(計算したら12020円でした)を単勝か何かでどかんと勝負する総決算を予定しています。メガネは結婚式出席により休みです。

 

2023年12月24日■中山11R 有馬記念

ギャンブル部馬券(担当:ルーツ)

ギャンブル部馬券の今年の回収額=12020円

単複 7アイアンバローズ(単勝6000円 複勝6000円)

 

1着 5ドウデュース

2着 16スターズオンアース

3着 4タイトルホルダー

11着 7アイアンバローズ

 

結果 単勝5 520円 外れ

 

今年後半から始まったギャンブル部馬券企画の総決算。ルーツが競馬淫○動画で見たアイアンバローズ(13番人気)にこれまでの払い戻し金の全て(トータル収支はマイナス)を全部ぶち込む大勝負となりました。結果としては外れましたがギャンブル部らしい買い方でよかったんじゃないでしょうか。

何よりみんなで競馬をするのはやっぱり楽しい。楽しかったから実質勝ち! 亀戸ギャンブル部は今年も連戦連勝でした。今年もありがとうございました。

引用『亀戸お遊び組』

「始発待ちラジオ」グッズ制作に関するイラストなどの募集について

お世話になっております。
始発待ちラジオ事務局です。
いつも始発待ちラジオをご愛聴いただき誠にありがとうございます。

 

始発待ちラジオ

始発待ちラジオ(イラスト:SYSTEM ASUKAさん)

始発待ちラジオとは……

古のゲーム実況者たろちんとイボーンによる雑談ラジオ。
YouTubeたろちんDB」にて毎月第2・第4水曜日22時くらいを目安にやったりやらなかったりで配信中。
アーカイブはstand.fmおよび各種podcastでも聞けます。

 

さて、この度始発待ちラジオでは番組公式グッズを制作することになりました。
たろちん、イボーンもなんらかのグッズを発表する予定ですが、2人だけでは限界があるため、
ぜひ聡明なリスナーの皆さまのお力を借りられないかというのが今回のご相談でございます。

 

具体的には「グッズ用イラスト」を募集したいと思っております。

 

【グッズ用イラスト】

 

・ファイル形式

png推奨(背景を透過したものもあると助かります)

 

・イラストの内容

始発待ちラジオ(たろちん、イボーン)に関するもので第三者著作権に抵触しないもの

 

・作成予定グッズ

アクリルキーホルダー、缶バッジ、ステッカー、Tシャツ、トートバッグ、マグカップなど

 

・画像のサイズ(解像度)について

いただいたものをベースにこちらで調整するため厳密な指定はありませんが、
なるべく大きなものだと助かります。(小さい画像だと缶バッジなど小さいグッズしか作れない)


縦横比は「スマホケースにぴったり合わせたい」「マグカップの全面にきれいに印刷したい」「どうしてもクソデカ抱き枕にしたい」などのこだわりがあるとグッズによって変わりますが、
3000×3000px、300dpiくらいあれば大体のグッズは作れそうという感じです。多分。

 

多分僕より皆さんのほうが詳しいと思うので、
具体的にはpixivFACTORY「解像度はどのくらいにしたらいいですか?」をご参考にしてください。
また、缶バッジのサイズにすると小さい文字や柄が見えなくなるなどデザイン上の気になる点もあると思うので、
お送りいただく際に「Tシャツ、マグカップ化希望」など想定グッズも併記してもらえると僕が大変助かります。

 

参考例:
アクリルキーホルダー(100×100mm)
必須サイズ 787 x 787px 推奨サイズ 1,574 x 1,574px

ステッカー(100 × 100mm)
必須サイズ 1,186 × 1,186px 推奨サイズ 2,032 × 2,032px

マグカップ
必須サイズ 1795 x 747px 推奨サイズ 3,590 x 1,494px

白Tシャツ
必須サイズ 1,169 × 1,598px 推奨サイズ 4,092 × 5,594px

カラーTシャツ
必須サイズ 2,338 x 3,196px 推奨サイズ 2,338 x 3,196px

トートバッグ(Mサイズ)
必須サイズ 945 × 788px 推奨サイズ 3,307 × 2,755px

 

【応募方法】

・イラスト(容量が大きい場合はGigaFile便などのサービスをお使いください)
・ラジオネーム(匿名可)
・想定グッズ(特にない場合は不要)

 

上記を記入の上、こちらのメールアドレスまでお送りください。
kusotarospecial@yahoo.co.jp

 

採用させていただく際はたろちんから個別にご連絡させていただき、些少ですが何かお礼をさせていただく予定です。
また、いただいたイラストはグッズとして販売させていただく他、始発待ちラジオの各種活動で使用させていただく場合があります。ご了承ください。

 

なお、始発待ちラジオ事務局は致命的にデザイン関係のセンスがないため、

グッズ制作まわりのあれこれ(入稿作業など?)をお手伝いしてくれる方もあわせて募集しています。

こちらに関してもどうぞよろしくお願いいたします。

2023年7月13日23時40分追記

制作作業をお手伝いしてくださるという方から何名か連絡をいただきました!

こちらに関してはいったん締め切らせていただこうと思います。

イラストは引き続きお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

始発待ちラジオ事務局(たろちん)デザインセンス参考

「シン・ウルトラマン」感想 ウルトラマンへの偏愛に満ちたちょっとイマイチですごくサイコーな空想映画

「シン・ウルトラマン」を見たぜ。制作が決まったときから僕はこの映画には信仰に近い期待をしていて、鑑賞時もはじめは「頼む、傑作であってくれ……!」と祈りを捧げながらスクリーンをガン見していたんですが、途中から「あ、これそういう作品じゃないんだ」と気付いて、心の中にウルトラの星を発見。以降は脳みそを空想浪漫でシュワッチさせながら楽しく見てました。以下、ちょいちょいネタバレありです。

「シン・ウルトラマン」は面白い。なぜなら「ウルトラマン」が元ネタだから

アホの結論から入ってしまってすみません。僕は最初「シン・ウルトラマン」は何かものすごい新解釈をウルトラマンに適用して全く見たことのない斬新なウルトラマンが見られる映画かと思っていました。全然違いました。初代「ウルトラマン」そのまんまやんけこれ!

元々39話もあるオムニバスなお話を1本の映画としてまとめるための整合性として新しい要素とかも入ってはいますが、大筋はマジで初代のまんまだと感じました。原作の「メフィラスとかいうやつ紳士的な宇宙人とか言ってすぐキレるやん」「窓パリンって割るだけの1兆度の火球ってなんだよ」みたいなツッコミどころや雑味をまろやかにしただけで、なんなら「多少の雑味は素材の味としてそのままお楽しみください」という庵野シェフの頑固なこだわりも感じられる一皿に仕上がっています。そういや自主制作で自分が主演のウルトラマン映画作るくらいのウルトラおじさんだったなと反省しました。

細かい考察や解説はプロが死ぬほどやってくれると思うので、僕の好きだったシーンだけ箇条書きにしておきます。

 

・冒頭からマッハ5で駆け抜ける「ウルトラQだ!」「シン・ゴジラだ!」の興奮
・最初の銀トラマンがAタイプっぽいしわしわ顔
・ウルトラ最強技「回ればなんとかなる」のキック流用
・もうやりたいだけ感のある実相寺アングルの多用
・にせウルトラマン戦のチョップしたほうが痛がるやつ、人間持ってる手を思いっきり蹴り上げる荒くれ救出(原作ママ)
・メフィラス関連全部
・ネットミーム化した有名誤情報ネタ「宇宙人ゾーフィ」、まさかの公式化

これです

 

こうして見るとなんか禍特対のシーンが全然ないけど、斎藤工さんの外星人らしい演技とかよかったです。ベストはメフィラスと酒飲んで割り勘にするシーン。あれ、メトロン星人とちゃぶ台囲むやつのオマージュっぽさもありましたよね。

上記の多くは原作当時の技術的問題や詰めの甘さ的な部分でもあり、リブートするなら削っちゃうこともできるんですが、同時にそのちょっと粗削りなとこもファンには愛されてる部分でもあって、そこをしっかり残すところにウルトラマン愛を感じました。愛というか完全に偏愛。私の好きな言葉です。

「あなたはプロのクリエイターなの? ウルトラオタクなの?」庵野「両方だ」

映画としてのクオリティやドラマ部分の弱さなど賛否両論あるのは有識者の人が色々言うてはる通りかと思いますが、特撮オタでもない普通のウルトラ好きのガキだった僕的には、ウルトラマンってそもそもそんな高尚なもんじゃないよな、という気持ちでした。上記の通り僕が再放送見てた時代にはもう古くなってた部分もあったし、子どもながらに「なにこれ、明らかにここ人形飛ばしてるじゃん」とか思ってたし。

当時の特撮技術のすごさとか深いテーマ性とか実相寺昭雄監督の独創性とかって、全部大人になってから見返したときに「あれ、今見ても結構面白いな……」って気付いた部分なんすよね。時代を超えて通用する根源的な面白さと時代を経ると劣化してしまう大ざっぱな部分とそれを補う思い出補正の要素、それらが全部合わさって好きなのが今の僕にとってのウルトラマンなんだなあと思いました。

そもそも僕が昭和ウルトラマンシリーズのビデオを借りまくったり、じいちゃんに毎週おもちゃ屋でソフビを買ってもらったり、「大きくなったらウルトラマンになる!」と言ったらなぜか体操教室に通わされたりしてた幼少期って、「ウルトラマンが怪獣ぶん殴って光線で倒すのかっけー!」「人間のパート暇だから30分ずっとウルトラマン出せばいいのに」と思ってたなあということをなんか思い出しました(ウルトラファイト脳)。だから当時は全編ウルトラマンしか出てこない「ウルトラマン物語」(タロウの幼少期を描いた映画。ウルトラマンたちがめっちゃ喋る)が好きで、そのビデオばっか繰り返し借りてた。

だから結果的にドラマ部分が弱くなろうが詰め込みすぎになろうが、2時間の映画で1体でも多くの怪獣を出す(そのほうが子どもは喜ぶ)、っていう脚本だったのはエンタメ映画として庵野さんのサービスサービス精神が発揮された部分もあったんじゃないかと思う。半分くらいは。あとの半分はウルトラマンオタクとして絶対にせウルトラマンや巨大フジ隊員は入れたいというエゴもあっただろう。

逆に言うと「シン・ゴジラ」的な傑作にならなかったのも、指摘されてる樋口監督と庵野さんのズレとか以上に制作者がウルトラマン好きすぎたせいかもしれないなと思います。「CGなのにちゃんと人形飛ばしてる頃の特撮映像みたいになってる!」っていう原作リスペクトは“見たことのないウルトラマン”とは真逆の要素だし現行シリーズのCGに見慣れた子ども世代にとっては歪で不要なんだけど、それやんないわけにはいかなかったんだろうなと。プロなのかウルトラオタクなのかと問われた庵野は「両方だ」と答えるしかなかった。興行とDAICON FILMの狭間にいるからこそ作れるものもある。

その結果として傑作映画ではないけどマニアは小ネタに喜び、初見や子どももポップに楽しめるウルトラマンになった。現代の人に「初代ウルトラマン面白いよ」と言ってもなかなか見てもらえませんが、シン・ウルトラマンをみんなが見てくれてザラブやメフィラスの話ができるのがうれしいです。ぜひポップコーン片手に「でっけー巨人がなんか知らんけど人間のために怪獣やっつけてくれる」様子を楽しみ、鑑賞後はフィギュアを買って笑顔で帰ってほしいと思います。

 

togetter.com

読んでてよかったなあと思ったまとめ。最終的には今の子どもが「大きくなったらウルトラマンになりたい」と思えたならそれでええ

 

庵野さんはあんま納得してないみたいですが、昭和ウルトラマン好きとしてはちょっとイマイチなところも含めてサイコーの空想映画でした。また、「われらのウルトラマン」に会わせてもらえて幸せです。

10月17日にばんえい競馬で「亀戸ギャンブル部記念」「ルーツレポ杯」を開催します

こんにちは、この2週間で競馬で9万円くらい負けた敗北者です。どうぞ思い思いの蔑称で罵ってください。

 

さて、赤黄色の金木犀の香りがしてたまらなくなってきた昨今、ギャンブル狂いの皆様に置かれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

つきましては来る10月17日、我々友人グループのインターネット活動の中でも最もおしまいの活動として知られる「亀戸ギャンブル部」がばんえい競馬の協賛レースを開催させていただくことをお知らせします。

 

簡単に言うと競馬を見ながら配信で悲鳴をあげるおじさんたちの集まりです。

こんなもののアーカイブを残しても教育に悪いので主にニコ生で突発的にやっていますが、アツい時だけYouTubeに出没することもあります。

詳細は以下にまとめました。

 

●協賛レース開催日時

 

10月17日(日)

ばんえい競馬第9R「亀戸ギャンブル部記念」 出走19時くらい
ばんえい競馬第10R「ルーツレポ杯」     出走19時35分くらい

 

※15日追記

 

17日の出走表が公開されました。ほんとに「ギャンブル部」とか書いてあって草。

出走予定馬 | 【公式】ばんえい十勝

 

また、ばんえい競馬の専門新聞はネットで無料で見られるものもあるようです。いくつかあるので詳しくはググってください。

ばんえい競馬ネット新聞無料版ダウンロード | 競馬ブック

 

●当日の配信場所およびレース映像が見られる場所

 

配信

たろちんDB(YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCVo6Q3T0sNzqV_bdYDVkyaw

レース開始1時間前くらいから配信つける気がします。多分。

 

レース映像(配信では映せないので各自で見てください)

ニコニコ生放送

https://ch.nicovideo.jp/niconicokeiba

YouTube

Youtubeサイトトップより【ばんえい十勝 LIVE】で検索

地方競馬ライブ

http://keiba-lv-st.jp/#track=obihiro

 

●亀戸ギャンブル部……って何?

 

古のゲーム実況を通じて知り合った仲良し集団、通称「亀戸組」の中でギャンブルを愛好する人の集まりです。

別にギャンブルを愛好していないルーツ先生による以下の漫画を読んでもらえると大体「アレなんだな」ということがわかります。

nlab.itmedia.co.jp

 

主要メンバー

たろちん……配信担当。堅実な馬券を中心に買うスタイルだったがソダシ単勝で4万円をヤラれた日から人生が狂った。

塩……大穴、3連単も積極的に狙っていくマン振りの姿勢でいい意味でもヤバイ意味でも伝説を作っている。クレイジーソルト

タカ……データを読み解く頭脳派スタイルで負けの山を築き一時は「うんこメガネ」と呼ばれるまでに地位を落としたが、競馬エイトを破り捨てたあたりから復調気配。負けるとパチンコに行く。

藤原……新入部員ながら高い勝率を誇るギャンブル部期待のエース。お金がない時は心で馬券を買う。

ルーツ……ギャンブル部の熱量に引いている常識ある漫画家。数百円の馬券が当たったら子どもにグミを買ってあげる。

 

ばんえい競馬……って何?

 

北海道だけの特別な競馬だよ。
でけえお馬さんが重い荷物をずるずる引きずる謎のレースだよ。

 

●協賛レース……って何?

 

1万円くらいの協賛金を出すと好きなレース名を付けさせてくれるやつだよ。
別にわしらが開催してるわけじゃないよ。
馬券が売れてもわしらが儲かるわけでもないよ。

 

●どこで賭けられるの? いつもの競馬のでできる?

 

中央競馬(即PATなど)ではばんえい競馬には賭けられないよ。
地方競馬は主に以下の3サイトに登録すると賭けられるよ。

 

楽天競馬(楽天銀行の口座が必要)

https://keiba.rakuten.co.jp/

SPAT4

https://www.spat4.jp/keiba/pc

オッズパーク

https://www.oddspark.com/keiba/

 

●競馬って勝てるの?

 

勝てねえよ! 見りゃわかるだろ!

ブロマガが色んな意味で死んだので移転しました

はてなブログの皆さん、はじめまして。

この度本当の意味でオワコンになったニコニコさんのブロマガから移転してまいりましたオワコンインターネッターのたろちんと申します。

 

僕が中学生の時、はじめてインターネットでテキストサイトを開設してから早20年。今ではゲーム実況(ゲームをやらずに酒を飲んでしゃべっているだけ)をやったり、仕事で作文をしたり(ライター)、作文を書かせてえらそうに添削をしたり(編集)するようになりました。そんな僕がたまに「ワァ…!」ってなったときだけ個人的な文章をしたためるのがこちらのブログになります。よろしくどうぞ。

 

基本的にはネコがたまに毛玉をオエーって吐いてるのと同じ感じの文章が並んでいるおしまいの展示会です。そんなもんでもありがたいことにたまに皆さんが「ええやんええやん」と言ってくれた記事もあるので簡単にご紹介しておきます。

 

tarochinko.hatenablog.com

 

2013年の記事。フリーライターという名のフリー無職だった僕がやっと文章で安定して小銭をもらえるようになったときにイキって書いたやつです。今でもこのときの気持ちは変わっていません。校閲的な意味の「正しい文章」はあるけど、みんなに正確に自分の意図を伝えるような「正解の文章」って今でもないと思ってる。ぜんぜんわからない。俺たちは雰囲気で文章を書いている。

 

tarochinko.hatenablog.com

 

一生おうちにいてプロの将棋を観るのが楽しい、いわゆる「観る将棋ファン」になった僕が一番好きな木村一基さんのタイトル戦を現地観戦しにいったときの記事。かずきは将棋界の愛されおじさんなので、同士の方などにも大変ええやんええやんしていただきました。この後もう1回タイトル挑戦して見事最年長タイトル戴冠記録を作るという幸せなエンディングがあったり、そこに絡めて文春将棋さんに記事を書かせていただいたのも思い出深いところです。これからは木村一基九段の時代だ。

 

tarochinko.hatenablog.com

 

今では時の筋肉となったマヂカルラブリーさんが初めてM-1決勝に行って大スベリしたときに泣きながら書いた記事。当時はスベリすぎてプチ炎上状態だったのがその後見事チャンピオンになり、「漫才じゃねえ」論争で大炎上するという素晴らしいオチもつけてくれました。「村上の本名は鈴木」をこのときにイジれといたのはファンとしてよかったなと思います。

 

tarochinko.hatenablog.com

 

私は愚かな豚でありまして、日々酒を飲んではインターネット配信でくだを巻くことを唯一の喜びにしているような愚かな豚です。その醜態成としてインターネット配信でしゃべりながらわけのわからない形で号泣して寝落ちするという醜態をさらしたことがあります。だが普段の私は非常に理知的な存在でありまして、その点について論理的に弁明するという醜態の二重重ねをしたのがこちらの記事になります。

 

 

大体そんな感じです。上記の文章は全て黒霧島およびそれに準じるアルコール飲料を摂取して書かれております。今後もそうなると思われます。また酩酊したときにお会いしましょう。

 

 

【ネタバレ】20年くらい前に初めてエヴァ見た独身おじさんが全てのエヴァンゲリオンにさようならした日

表題の通りです。ネタバレなしで見たい人はぜひ今すぐ全ての社会責任にさようならして劇場へ向かってください。

シンエヴァ、とりあえず言えるのはめちゃくちゃよかったです。僕はまさにシンジ君とタメくらいのころに旧劇場版をビデオで見て「エヴァすげー!なんか難解そうでかっけー!アニメはすごい!」ってなってアニオタになり、その後生来の飽きっぽさが幸いして1年くらいでアニオタを辞めたくらいのライト層なのでガチ勢の皆さんほどエヴァの呪縛を食らってたタイプではありません。

一方でエヴァを知る前後くらいで急速に人間性をこじらせ、高校に進学しなかったりアル中ニートになったり今に続く世の中とのウマ合わない病を発症したので、旧シリーズで示されたエヴァの表現はずっと心のロンギヌスの槍としてぶっ刺さってもいました。今でも「みんながLCLに溶けてひとつになったら気持ちよさそー」と思ってるしそのボタンがあったら押します。

やがて大人になり、新劇は破のエンタメ感やQのこじらせ再発症感などを少し冷静に、A.T.フィールド越しに楽しんでいましたが、そういう立場的にシンエヴァは「エヴァがきれいに終わった!」という点に最大のカタルシスがありました。文字にするとすげえつまんねえ感想だな。でも20年応援してきたスポーツ選手が最後の世界大会で優勝してそのまま引退するのを見てるような気分が近かったです。

旧劇もシンも庵野監督がエヴァファンに「アニメから卒業しなよ」的なメタメッセージを発しているとよく分析されていますが、当時「おめでとう」と言ってもらったチルドレン(僕)がおっさんになって「完結おめでとう」って言う側に回れた爽やかさがありました。なのでケンスケやトウジが大人になってたのが一番よかったです。テレビ版でケンスケのキャンプに家出したシンジが泊まるシーンとかめっちゃ好きだった。まさかそこ回収してくるとは。新劇だとミサトさんに「相原くん」って言われるくらい忘れられたキャラだったのに。

あと「アスカとケンケン」を筆頭に各キャラのカップリングに脳を破壊されてる意見も見ましたが、僕も独身おじさんなのにそれは全然なかったです(余談ですが脳を物理破壊されたゲンドウがなぜかそれをちょっと拾うシーンは笑いました)。というかシンジが「自分のやったことは自分で背負いたい」みたいに言ってたのがマジでそれで、そういう自問自答や内省や葛藤を繰り返すことこそ僕が旧エヴァから教わったことなので、「綾波を助ける!」とかの直球ヒーローシンジさんより全知全能ポジのカヲルくんすら論破する達観シンジくんのほうに圧倒的成長を感じた。「アスカたそハァハァ」と言っていた中学時代から「自分の人生の責任は自分で取る。自分で考え自分で決める。アスカは絵」というマインドを構築していった旧劇から新劇始まるくらいまでの間に、既に僕は「さらば、全てのエヴァンゲリオン」していたのかもなとか思いました。

あんま内容に触れてない。めちゃくちゃ考察とか詰め込んでいったのにまだ読み解けてない部分多いですが、全体的に「サービスサービス」の精神はQがアレだった分マシマシになってた気がします。黒波が爆速で感情獲得していくとことかミサトさんが髪ほどくとことか初号機と十三号機の異常空間ゲンカとか。「おもしろーい!」で見てオッケーな映画だと感じました。ゲンドウが量子テレポートでビュンビュンしてたのは一生いじれるおもしろシーンだと思う。

絶望の槍と希望の槍みたいなのが出てきたけど、旧劇を「絶望」の話とするなら新劇(シンエヴァ)は「希望」の話なのかなと思った。で、描かれ方が違うだけでどっちも「現実と向き合う」という話だと思う。シンエヴァは多くの謎にちゃんと説明もついてた(と思う)し、エヴァ全体としても「新劇」という紆余曲折合ったシリーズのまとめとしても美しかったと思うのでやっぱ「エヴァがきれいに終わった!」という感動が一番強かったです。

ということであのころめっちゃ好きだった全てのエヴァンゲリオンにさようならできて僕としてはとてもいい体験でした。今後もときどきエヴァのことを思い出します。「さようならはまた会うためのおまじない」らしいので。

ろくじゃない日

別に大げさなことを書きたいわけではないのだけど、今日はばあちゃんの告別式があったので日記を書いておく。そんな感傷的なものではないけどおばあちゃんっ子だったので。

先週くらいにばあちゃんが入院したという連絡がきて、数日後に亡くなったという連絡がきた。いわゆる「今夜が山だ」みたいな状況ではあったらしいのだけど、こういうご時世なので面会的なものはできないので普通に暮らすしかなかった。親父がちょっとだけ喋ったところによると意外と元気で「もういいから早く帰りたい」的なことを言ってたらしい。

告別式の写真がよかった。直近の89歳の誕生日の写真をトリミングした写真で、元写真はばあちゃんがフニャーっと笑顔でピースしてる写真なんだけど、なんならそのピースまで入れてくれたほうがいいのにな、と思った。俺は世の中や近隣の人にめちゃくちゃ「ろくじゃないよ(長渕剛で言う「ろくなもんじゃねえ」の意)」と悪態をついてタバコをふかしているばあちゃんと孫の僕らに満面の笑みで猫かわいがりしてくれたばあちゃんを両方知っているから。から、ってことはないか。まあそういう感じ。

今日は10年以上ぶりに会う親戚とかがいっぱいいて「みんな老けたなあ」「知らない親戚の子供がいるなあ」とか思った。儀式苦手マンなので葬儀では坊さんの木魚その他を駆使したドラムソロを聞きながら「これ宗派によってリズムパターン違うのかな……」「裏拍でチーン入れるのはなんでかな……」とか思ったり思わなかったりした。精進落としで飯食ってるときに「ばあちゃんによく食わされたサッポロ一番塩ラーメンが今でも遺伝子に刻まれてるレベルで好きだ」という話をした時は故人をしのんでる感があった。そのくらい。

ばあちゃんは僕が社会のミジンコだった頃に保育園におむかえに来る係をやってくれていて、駄菓子屋で50円とかの組み立て式飛行機を買ってくれたり中古ゲーム屋の隅に置いてあるアーケードゲーム機でキングオブザモンスターズをやらせてくれたりした。僕は小1まで甘えん坊の赤ちゃんだったので学校のあとにベビーカーに乗せてもらってスーパーの総菜の鶏肉かなんかを食いながら往来を往来していた記憶もある。大人になったら車いすくらい押して恩返ししたかった気もするけどばあちゃんは人に頼るのが嫌いで車いすにほとんど乗らなかったらしい。

まあ野暮な思い出でお茶を濁すのはやめよう。実際自分はばあちゃんとしばらく疎遠になったし、ろくじゃない孫だった。

大学時代は家が近かったので少し顔を出したりもしたけど、その後は10年くらい会わなかった。最後に会ったのは去年の春だ。「そろそろ危ないから」みたいなことを周りに言われて会いに行って元々遠かった耳がさらに5kmくらい遠くに行っていて筆談で「元気?」「元気だよ」みたいな会話をした。30過ぎの僕に「大きくなったねえ」「昔はこんなに小さくておぶってパン屋に行ってねえ」みたいなテンプレの話もしてくれた。世界の全てに「ろくじゃないよ」と悪態をついていたばあちゃんだけど、その日は帰るときに僕の肩を叩いて「またおいで」と言ってくれた。「また来るよ」と言ったけど多分ばあちゃんには聞こえてなかったし、結局また行く前にばあちゃんが逝ってしまった。

なんか染みったれた感じになるな。親父は「ばあさんはまとめ方が上手かった」と言ってた。苦しみながら生き長らえると大変みたいなことを言ってるんだろう。僕もそう思う。それがよかったんじゃないかなとも。

まあそんなのは生きてる人間の勝手な意見で、ばあちゃんは「ろくじゃないよ」って思ってるかもなとも思う。あの吐き捨てるような「ろくじゃないよ」の言い方が僕は好きでよくマネしていて、親戚も昔からネタにしていて、大井家のギャグとして今後もずっと使わせてもらいたいなと思っています。ばあちゃんのご冥福をお祈りします。今日はほんとにろくじゃない日でした。