たろちんの感情の奴隷ブログ

やむを得ず社畜と化したたろちんが、お金にならない文章を思いついたときにだけ更新されるプレミアブログです。

YouTubeをやってみて「やっぱ俺ニコニコ好きだわ」と思った話

こんにちは、特に始まったことのないオワコンです。最近長い沈黙を破ってYouTubeのほうにチャンネルを作りました。


イボーンさんと特に中身のないくっちゃべりをするラジオなどがメインコンテンツです

今さら自発的にインターネットデブリを増やしに行った犯行動機は大体3つほどあって、「最近ニコ生がクソ重かったりしてなんかやばい」「動画を投稿するっていう行為によって初期衝動的なものを思い出せるかもしれない」「なんか新しいことしたい」みたいな感じです。で、結論としてはやっぱ俺ニコニコ好きなんじゃないかなと思ったので適当に書き残します。

YouTubeの動画投稿すごい楽

2兆年ぶりくらいに動画というデータを作ったので録音ソフトやエンコードソフトなどの初期設定をするくだりで2兆回心が折れました。でも2兆1回目で無事なんとかなっていざ動画を投稿するとなったら、ファイルをドラッグアンドドロップするだけでほぼ9割の作業が思考停止でできて「すごい楽ー!」と思いました。あれはすごい楽。もうニコニコに何年も動画上げてないから今の状況知らんけど。

・初期衝動的なものは言うほど燃え盛らなかった

これは完全に僕のせいなんですけど「うおー! ワ、ワイの作った動画がYouTubeで見れとるー!」みたいな感動は一瞬しか持たなかった。口溶けのいいチョコくらい一瞬でふんわ~りと消えた。理由は自己分析できていてそもそも始める動機が口溶けのいいチョコくらいふんわ~りとしたものだったからです。

ただたまにニコ生やるだけで自分の人生を過去という水洗トイレに流していっても何も残らんけど、動画として残しておくとより老人になったときに「あの頃のわしのうんこはどんなんじゃったかのう」って見直して「おっ、当時のうんこのほうが今よりキレがあるわい(ホロリ)」とか懐かしんだりできるのでそういう意味でラジオでもなんでもなんかしら残しとくのは意味あるかなと思ってます。個人的に老後病室のベッドで半分ボケながら見返すためにもうちょい続けたい。なんだその理由。

・思ったより気を遣う

ニコ生と同じノリでくっちゃべってそのまま生のデータを投稿すればいっかぁ、と思ってたんですけどやるとなるとここはカットしたほうがいいよなあとかもうちょい短くまとめたいなあとか思っちゃって何気に手間がかかりました。あとおたよりとかも結構いただいてしまって全部に答えられないの申し訳ないなあとかでも長くなってもアレだしなあとか結構考えてしまって、社会人になるためにやむを得ず身につけた真面目さが仇となっている形です。根は真面目アピールです。いらんこと言ったわ。

・お金そんな言うほど欲しくない(嘘です欲しい)

YouTubeは広告とか投げ銭とかでお金もらえるという点でニコニコ(ノーチャンス)<YouTube(ワンチャンス)というシンプルな利点があるなあと思ったし実際そういうことを言ったりもしたんですけど、いざそういうことができる状況になってみるとなんかリアルに500円とかもらったらどう反応していいかわかんないし数千再生とかの動画にうぜえ広告つけるのもなんかどうなんかなあとか思ってなんか微妙な気持ちです。昔は親に金借りて飲みに行くくらい切羽詰まってたからアレだけど今一応働いてるしとか。僕は本質的には資本主義のつらさを実感しているから6億円によって解決したいというアンビバレンツな乞食なのでリアルな数百円みたいな数字を眼前に突き付けられるとなんかそれはそれでなんかなあと思ってしまうアレなのでなんか思ったよりモヤった。なんかなんかうるせえ。

・ニコニコはいろいろちょうどよい

自分の上げた動画でも周囲の人が上げたゲーム実況でも思うけど「やっぱコメント付きで見たいなあ」と思ってしまうというのが、俺やっぱニコニコ好きなんだなと思った最大の理由です。動画へのコメントとかツッコミとか色々と素人レベルの動画を優秀な素人が補ってくれるからインターネットのコンテンツが上手く回ってる部分はある、もしくはあったと思っていて、YouTubeはやっぱ一方的な投げっぱなし感があるなあと。もちろんコメントが流れることにもメリットとデメリットの両方あって、それこそコメントがあるせいでギスギスしてしまうケースも多々あって、それを個人的にも考えた上でYouTubeやってみたんですけど僕はやっぱコメント頼りな不完全な動画をほっぽり出せるニコニコが好きだなあと思いました。

このへんは投稿者の性格とか状況とかいろんな要因が絡むので改めて卒論を提出したいと思いますが、個人的にはニコニコならではの面白いコンテンツってまだあるので僕のような老害予備軍のためにもそういう場所がなくなんないでほしいなと思います。最近友人に教えてもらったアル中おじさんがめちゃくちゃするだけの料理動画「ハイボールの人」とかコメント無しだとやべえやつだけどコメントあるとめっちゃ面白かったりします。決して万人におすすめできるものではないです。



こういうのが何百万再生とかいっちゃうとまた違う問題が起こるのが今のインターネットなんだけど、そういうものの居場所があるのもインターネットのよさだと思うので、なんかうまいこと共存できたらいいなと思います。僕が存在していたい場所も多分そこらへんにあります。最近はそんな感じです。