北区王子のラーメン屋さんおすすめランキング
王子に引っ越してきて5カ月くらい。ひととおりのラーメン屋さんを回った地元密着型ラーメン王の僕が、気持ち悪いラーメンブロガーみたいな文章を書いてみる試みです。
1位 中華そば 椿
死ぬほどよくある豚骨魚介系のラーメン。
「もういいよ」って感じかと思いきや、魚介がガツンときてチャーシューもホロっとしてて同系ラーメンの中でも完成度はかなり高いもの。油そばも人気。
ただ味はわりと濃い目なので味濃いもの苦手な僕は食べるとすごい疲れる。最初めっちゃ感動したけど今はちょっと「もういいよ」って感じもある。1位じゃないかも。
2位 麺や雄
えびだしラーメンが売りのお店。
海老ラーメンって独特のくどさがあって最初はうまいけどどんどん飽きていくケースが多くて苦手だったので、最近まで入ったことなかった。
ところがここのは海老の個性を全面に出しつつも、くどさはなくて、最後まで「ウンメェ~ッ!」って言いながら食べられた。新鮮な甘エビをアレしてるらしい。あと炙りチャーシューのうまさは界隈ナンバーワン間違いなし。全体的にこっちが1位かも。
醤油ラーメンもやってて、そっちは鶏ガラ的な懐かしくも現代っぽく上品にまとめた感じ。複数のチャーシューが付いてくる特製ラーメンと半ライスを頼むのが満足度高そうだと思ったデブよ。
3位 北海道らーめん みそ熊
最近できた北海道ラーメンのお店。
甘みのある札幌みそラーメンが看板メニューで、一杯一杯中華鍋を使って作ってるっぽい。野菜もスープもたっぷりめで大盛り無料で680円。「このラーメンすげえ!」って個性は別にないけど、「普通にうまいメシ」として食える気安い感じ。僕はねぎたっぷりのねぎ味噌がおすすめ。
オープンしてまだ間もないのにわりといつも混んでるけど、一杯ごとの提供時間が遅くて回転率が悪いせいもあるもよう。揚げネギとかごまとかにんにくとかトッピングもいっぱいあってなかなかのデブみありけり。
醤油と塩もやってるけど、醤油は何かの間違いかと思うくらい味が薄くておいしくなかった。チャーハンはうまかったデブよ~。
4位 えんや
食べログでやたら評価高い塩ラーメン推しのお店。
上品にまとまった清湯系のラーメンでメス受けもばっちりって感じ。僕もデブの分際であっさりラーメンのほうが好きなのでかなり期待して行ったんだけど、なんか優等生すぎてもうちょっとパンチがほしいと思った。誰が食べてもそれなりにおいしいと思える、会社だったら要領よく出世しそうなラーメン。醤油やまぜそばもあります。
5位 東京らーめん つなふじ
藤子不二雄の「まんが道」で出てくるみたいな昭和的東京ラーメンで勝負してるお店。ラーメン並は450円という安さ。でもそこらの老夫婦が何十年もやってる地元の中華料理屋のラーメンみたいなグダグダさはなくて、醤油の味がシュッと感じられる「ラーメン屋さんのラーメン」になってる。
チャーシューを推していて、100円ごとにチャーシューの量を増やせたり「チャーシューにぎり」があったりする。半チャーハンとか餃子もある。「おっちゃん、ビールと餃子とラーメン」って言ってサッと帰る感じの、地元にあったらうれしいタイプのお店。
あんまりランクの意味がないことが判明したので、以下マニアックな領域はさらっと羅列していきます。
I am ラーメン漢
ガッツリ系のやつ。焦がした背脂のかたまりがボコボコ浮いているけど味はそんなに濃くない。「うん! 焦げ味の野菜や麺をたくさん食べられる!」と思って感情を失いながら帰り道を歩くことができる。
千石自慢らーめん 王子店
ラーメンに背脂チャッてしといたよーのチェーン店。東洋大学時代、近くにあって先輩とかよく行ってたけど結局一回も行かなかったので今になって食えてよかった。味的な感動はなかった。思ったほどギトギト系ではない。
つけ麺屋 五三郎
コの字型カウンターの小綺麗なお店で、熱々の石鍋に辛味噌とかを入れる「ATSUKARAつけ麺」とかいろんなメニューがある意欲的なお店。とりあえず普通の醤油ラーメンを食べて「わあ! ふつう!」と言って感情を失った帰り道を歩いて以降行ってないけど、世の中が嫌になったらまた行ってみます。
つけ麺 しょうえい
麺量が300グラムとか600グラムとか無料で増やせるんだけど、茹で前じゃなくて茹で後っぽくて少食デブの僕でも300グラムを涙ひとつこぼさず食べられた。ごまだれつけ麺ってのを食べたらほんとにドレッシングのごまだれそのままの味がして、「ごまだれドレッシングに麺をつけて食べてるみたいだ!」と思った。以後、行ってない。
麺処てんつくてん
九州系とんこつラーメンのお店。いわゆる外れのないジャンルで店名も好きな感じで「外れるわけない!」と思って醤油とんこつかなんか食ったら「わあ! 当たりではない!」と思って感情を失って以後、行ってない。何かの間違いかもしれないのでいずれまた行きます。また感情を失うとしても。
ラーメン春樹 王子店
チェーン店。普通にそこそこおいしくて800円前後の価格帯で麺を1キロ近くまで無料で盛れる。「普通デブね……」と思って以後、行ってない。
上昇気流
家系ラーメン。最近爆増してるセントラルキッチン的な家系と特に違いを見出すことはできず、そこそこの安定感で感動はなし。セルフサービスでご飯のおかわり無限というデブ御用達のシステムなのだけど、ごはんがカピカピに固まっていて「デブなんかなんでもいいんだろ」というエサ感マシマシ仕様だった。塩味の家系があるのはうれしいので、太りたくなったらまた行くと思う。
番外編 生粋 池袋本店
僕が銀河系で最もうまいラーメン屋だと思っているさんまラーメンのお店。「塩焼きのさんまに醤油をかけて食べるとうまい。じゃあそれをスープにして飲もう!」というさんま好きの夢をパーフェクトな形で叶えたラーメン。「生粋の前のラーメンはなく、生粋のあとにラーメンはなし」とたろちん氏は語る。なお、現在は「それラーメンが好きなんじゃなくてさんまが好きなんじゃね?」と自問自答しているもよう。
1位 中華そば 椿
死ぬほどよくある豚骨魚介系のラーメン。
「もういいよ」って感じかと思いきや、魚介がガツンときてチャーシューもホロっとしてて同系ラーメンの中でも完成度はかなり高いもの。油そばも人気。
ただ味はわりと濃い目なので味濃いもの苦手な僕は食べるとすごい疲れる。最初めっちゃ感動したけど今はちょっと「もういいよ」って感じもある。1位じゃないかも。
2位 麺や雄
えびだしラーメンが売りのお店。
海老ラーメンって独特のくどさがあって最初はうまいけどどんどん飽きていくケースが多くて苦手だったので、最近まで入ったことなかった。
ところがここのは海老の個性を全面に出しつつも、くどさはなくて、最後まで「ウンメェ~ッ!」って言いながら食べられた。新鮮な甘エビをアレしてるらしい。あと炙りチャーシューのうまさは界隈ナンバーワン間違いなし。全体的にこっちが1位かも。
醤油ラーメンもやってて、そっちは鶏ガラ的な懐かしくも現代っぽく上品にまとめた感じ。複数のチャーシューが付いてくる特製ラーメンと半ライスを頼むのが満足度高そうだと思ったデブよ。
3位 北海道らーめん みそ熊
最近できた北海道ラーメンのお店。
甘みのある札幌みそラーメンが看板メニューで、一杯一杯中華鍋を使って作ってるっぽい。野菜もスープもたっぷりめで大盛り無料で680円。「このラーメンすげえ!」って個性は別にないけど、「普通にうまいメシ」として食える気安い感じ。僕はねぎたっぷりのねぎ味噌がおすすめ。
オープンしてまだ間もないのにわりといつも混んでるけど、一杯ごとの提供時間が遅くて回転率が悪いせいもあるもよう。揚げネギとかごまとかにんにくとかトッピングもいっぱいあってなかなかのデブみありけり。
醤油と塩もやってるけど、醤油は何かの間違いかと思うくらい味が薄くておいしくなかった。チャーハンはうまかったデブよ~。
4位 えんや
食べログでやたら評価高い塩ラーメン推しのお店。
上品にまとまった清湯系のラーメンでメス受けもばっちりって感じ。僕もデブの分際であっさりラーメンのほうが好きなのでかなり期待して行ったんだけど、なんか優等生すぎてもうちょっとパンチがほしいと思った。誰が食べてもそれなりにおいしいと思える、会社だったら要領よく出世しそうなラーメン。醤油やまぜそばもあります。
5位 東京らーめん つなふじ
藤子不二雄の「まんが道」で出てくるみたいな昭和的東京ラーメンで勝負してるお店。ラーメン並は450円という安さ。でもそこらの老夫婦が何十年もやってる地元の中華料理屋のラーメンみたいなグダグダさはなくて、醤油の味がシュッと感じられる「ラーメン屋さんのラーメン」になってる。
チャーシューを推していて、100円ごとにチャーシューの量を増やせたり「チャーシューにぎり」があったりする。半チャーハンとか餃子もある。「おっちゃん、ビールと餃子とラーメン」って言ってサッと帰る感じの、地元にあったらうれしいタイプのお店。
あんまりランクの意味がないことが判明したので、以下マニアックな領域はさらっと羅列していきます。
I am ラーメン漢
ガッツリ系のやつ。焦がした背脂のかたまりがボコボコ浮いているけど味はそんなに濃くない。「うん! 焦げ味の野菜や麺をたくさん食べられる!」と思って感情を失いながら帰り道を歩くことができる。
千石自慢らーめん 王子店
ラーメンに背脂チャッてしといたよーのチェーン店。東洋大学時代、近くにあって先輩とかよく行ってたけど結局一回も行かなかったので今になって食えてよかった。味的な感動はなかった。思ったほどギトギト系ではない。
つけ麺屋 五三郎
コの字型カウンターの小綺麗なお店で、熱々の石鍋に辛味噌とかを入れる「ATSUKARAつけ麺」とかいろんなメニューがある意欲的なお店。とりあえず普通の醤油ラーメンを食べて「わあ! ふつう!」と言って感情を失った帰り道を歩いて以降行ってないけど、世の中が嫌になったらまた行ってみます。
つけ麺 しょうえい
麺量が300グラムとか600グラムとか無料で増やせるんだけど、茹で前じゃなくて茹で後っぽくて少食デブの僕でも300グラムを涙ひとつこぼさず食べられた。ごまだれつけ麺ってのを食べたらほんとにドレッシングのごまだれそのままの味がして、「ごまだれドレッシングに麺をつけて食べてるみたいだ!」と思った。以後、行ってない。
麺処てんつくてん
九州系とんこつラーメンのお店。いわゆる外れのないジャンルで店名も好きな感じで「外れるわけない!」と思って醤油とんこつかなんか食ったら「わあ! 当たりではない!」と思って感情を失って以後、行ってない。何かの間違いかもしれないのでいずれまた行きます。また感情を失うとしても。
ラーメン春樹 王子店
チェーン店。普通にそこそこおいしくて800円前後の価格帯で麺を1キロ近くまで無料で盛れる。「普通デブね……」と思って以後、行ってない。
上昇気流
家系ラーメン。最近爆増してるセントラルキッチン的な家系と特に違いを見出すことはできず、そこそこの安定感で感動はなし。セルフサービスでご飯のおかわり無限というデブ御用達のシステムなのだけど、ごはんがカピカピに固まっていて「デブなんかなんでもいいんだろ」というエサ感マシマシ仕様だった。塩味の家系があるのはうれしいので、太りたくなったらまた行くと思う。
番外編 生粋 池袋本店
僕が銀河系で最もうまいラーメン屋だと思っているさんまラーメンのお店。「塩焼きのさんまに醤油をかけて食べるとうまい。じゃあそれをスープにして飲もう!」というさんま好きの夢をパーフェクトな形で叶えたラーメン。「生粋の前のラーメンはなく、生粋のあとにラーメンはなし」とたろちん氏は語る。なお、現在は「それラーメンが好きなんじゃなくてさんまが好きなんじゃね?」と自問自答しているもよう。